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なるほど現代舞台のRPG、これは難しい

現代が舞台の世界観が好きで、「アニメやマンガ、その他のゲームジャンルに比べて、現代が舞台のRPG作品が少ない」って思う人は、結構いるんじゃないかな。自分もその一人で、現代舞台が好きだからRPGを作り始めた。

作った結果、なぜ現代舞台のRPGが少ないのか気づいてしまった……
まずはステージ、アニメやマンガと違って、RPGはプレイヤーがキャラ自由に動かせるから、リアルの舞台をちゃんと再現しないと、とても「嘘くさい」ものになりやすい。街をつくるのならちゃんと現代に存在する必要な場所を作り込まないといけない。(病院や学校、警察署など)

対比してみると、例えばドラクエですが、あれはよく考えるととても異常なな世界で、一つの村の中に病院や学校もちろん、田んぼや牧場すらない。でもそこに違和感を感じるプレイヤーがいない。
もちろん、それは中世紀の素朴な暮らしをモチーフとした面もあるが(教会は病院や学校に相当しているので)、それ以上に、あれは「絵本の世界」だから、どんなに変わった場所でも、プレイヤーが「そういう世界」だと納得できる。

そうなると、現代舞台のRPGがリアリティを出すには、舞台及び舞台装置を綿密に作り込むか、あるいはプレイヤーの行動範囲を相当絞らないといけない。前者はコスト的に(特に同人にとっては尚更)現実的ではないし、後者は折角のRPGというジャンルを選ぶ意味が薄くなる。

ステージだけでも難しいのに、ストーリーも難しい、現実世界に「殺していいアクマ」が存在しない、当然魔王も存在しない。あるとしたらそれは警察(あるいは国の治安維持をする組織)の仕事で、主人公がそれに関わるとしても「魔王を倒す勇者」的な壮大なヒーロー感を出しにくい。
警察が機能していない設定をすると、IF世界観に突入するので、折角現代舞台を選んだのに、日常生活表現ができなくなる。

そうなると、残る選択肢は「人知れずに戦うヒーロー」一択になるが……それはそれで人知れずに壮大な敵と戦うのは、色々な都合で作り難い。そこで「普段は日常、戦う時だけ異世界」の作品が生まれるわけだね。ペルソナ3(というか夜が来る!)など。

制作者にとってはとても便利だが、便利過ぎてちょっとロマンを感じない(あくまで自分の好みだが)

まあこんなに難しい現代舞台だが、次回作も作りたいと思うっている。こういう設定が好きなので。
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